幼い頃からヘアメイクに憧れ、都内サロン勤務を経て独立。雑誌・広告の第一線で活躍する福岡玲衣さんは、繊細なカラー使いと“盛れる”バランス感覚を武器に、現場で信頼を積み重ねてきた。転機となった「自分の色を入れる」意識の芽生え、そして撮影現場で頼れるオイルインミストの活用法まで。プロの視点で語る、美容シーンの「いま」と「これから」に迫ります。
今回のインタビューでは、ヘアメイク・アーティストの福岡玲衣さんにご登場いただきました。
今回のインタビューは、ヘアメイクと活躍される福岡玲衣さん
1年目から現場で鍛えられた、キャリアの原点
キャリアのスタートについて教えてください。
幼い頃からヘアメイクに憧れていて、ファッションや美容の世界にはずっと惹かれていました。 友達や家族のヘアメイクをしたり、髪を切ったりするのが好きで、自然と専門学校へ進み、その後美容室に就職しました。 入社1年目からヘアメイクの仕事をする機会に恵まれたのは、正直“運”も大きかったと思います。 ヘアは先輩が多かったのですが、メイクは人手が足りなくて。「すぐに撮影現場に行けるように教えるから、やってみて」と任せてもらえたんです。新卒が私ひとりだったこともあり、 早い段階から現場に出て、実践を通して経験を積むことができました。
ヘアメイク・アーティストとしての転機はいつ頃でしたか?
撮影の仕事を続けるうちに、モデルさんや編集部から指名をいただくようになり、仕事が増えたタイミングでサロンを退職。 クリエイター事務所に所属し、本格的にヘアメイクアーティストとして活動を始めたのが24歳の時です。カバー(表紙)など大きな仕事が増え、尊敬する先輩方とご一緒する中で、 考え方も少しずつ変わっていきました。ただオーダーに応えるだけでなく、プラスアルファの提案をしてみたときに、仕上がりを見てクライアントさんが喜んでくださって。 「積極的に提案することで、より良い作品になることもある」と実感できたんです。そこから自然と、「自分らしさ」を添える意識が生まれました。
さっぱり×うるおいの両立。現場で頼れる“オイルインミスト”
日常や撮影現場でもオイルインミストを愛用されていますか?
使用感がすごく良くて、お気に入りです。「ナノアミノ」シリーズのオイルインミストは、“化粧水層×オイル層”の2層式で、オイルが入っているのに重たくならず、さらっと使えるんです。肌の理想に近い水分・油分バランス(8:2)を意識した設計なので、軽いのにきちんとうるおいが残る感じがして、どんな場面でも使いやすいなと思いました。 朝の支度前やシャワー後はもちろん、バッグに入れて持ち歩けるのも便利。ロケバスなど乾燥する車内でシュッとしたり、移動中にリフレッシュしたい時にも使えます。現場では、モデルさんにメイク後すぐ使っていただいたり、メイク中の乾燥対策にも最適です。 メイクチェンジが何回かある時も、ただチェンジするのではなく、一度シュッと吹きかけて“リセット&保湿”してから次のメイクに入る、という使い方をしました。ベタつかないのに、ちゃんと保湿されている感覚があるので、その後のメイクを重ねやすいのも助かります。乾燥しがちな時期の“土台”を整える感覚があるのも好きなポイント。ポイントでメイクをのせたい部分に使うのも良かったですし、コットンパックにも合いそうだなと思いました。
髪への使用もオススメとか?
最近は「化粧水から入れる」スキンケアが増えている気がしますが、髪も同じで、乾かす前に水分をしっかり入れると水分量が上がるんです。 2層式でオイルも入っているので、うるおいの入り方がよく、乾燥しやすい季節にぴったり。私自身は、ドライヤー前や朝のセット前にも使っています。
トレンドの先にある“プラスの提案”
来年の春夏、ヘアメイクのトレンドはどう見ていますか?
肌は、より素肌感のあるツヤ肌が増えている印象です。スキンケア直後のような、みずみずしくうるおう肌。 メイクは今年チークが豊作で、リキッド系も含めてすごく多かった。逆にアイシャドウはニュートラルなカラーが多いですね。 ナチュラルというよりは、目元はしっかり作る分、肌を“レス”にして抜け感を出す流れ。眉を抜くようなメイクも引き続き多いです。 まつ毛もカラーマスカラより、黒・ブラウン・グレーなどしっかりした色を使うことが多い。その分、肌はスキンケアで整えてから作る、という土台作りがより大事になってくると思います。
美容の仕事で一番大事にしていることは?
求められていることに“プラス”で返せるように、いつも考えています。 ヘアメイクはオファーがあって成り立つ仕事なので、期待以上のものを返せた時こそ、すごく喜ばれるし、自分も納得できる。 自分がワクワクできるものを見つけて、そのワクワクを形にしながら、お互いが納得するものを作っていきたいです。
PROFILE
福岡 玲衣
ヘア&メイクアップアーティスト。
都内サロン勤務を経て独立後、雑誌・広告で幅広く活躍。
繊細なカラー使いと“盛れる”バランス感覚が持ち味。
美容液ブランド「ceiro」をプロデュースし、好評展開中。
Instagram:@rei_fukuoka
